Salesforceの認定資格をオンサイト受験してきました!
昨年のアドベントカレンダーぶりに記事を書きます。
こちらは、チームスピリット Advent Calendar 2021 3日目の記事です!
先日、Salesforceの認定資格「認定Platform アプリケーションビルダー」をオンサイト受験してきました!
※ オンラインの受験については、弊社エンジニアが投稿したこちらの記事も参照ください。
オンラインの受験が増えているであろう昨今の状況で、なぜにオンサイト受験を選択したのか、実際受験してみてどうだったのかを書いていきたいと思います。
目次
なぜにオンサイト?
理由は単純で、「集中して受験したかったから」です。
Salesforceの認定資格は、今回が初受験です。
私も受験の予約するにあたって先程のブログ記事をチェックしてみました。が。
「このトラブルの波、私は超えられる自信がないッ……!」
とビビってしまったのが正直なところなのです……。
「受験中も試験官からストップかかっちゃうのか。絶対メガネと独り言を指摘されて集中できなさそう…」
「英語でやりとりするのハードル高い!」
「今持っているカメラとマイクじゃダメかも。試験のために機材を揃えないといけないなあ」
などなど。。
自分がイレギュラーな事態に適用できない人間なのは、ン十年の人生で既に理解しています。受験中にトラブルに見舞われてしまったら十分に実力を発揮できないだろうな…という嫌な予感が…。
一方で、オンサイト受験の方はいくつかあるテストセンターで受験することになっています。
テストセンターでの受験は、以前に何度か経験がありました。(いずれもSalesforceの資格ではなかったのですが。)そのため、未知なオンライン受験に比べると、受験前からなんとなくの受験イメージができました。
資格勉強にも十分な手応えがあまりなかったので、合格率をより上げるために今回はオンサイトでの受験を選択しました。
完全に偶然なのですが、受験日当日は自宅マンションで工事が行われていました。外の騒音が凄まじかったので、結果的にはこの選択でよかったと思います。
受験の流れ
オンサイト受験の申し込み
オンサイト受験の方法については、申し込み手順にバッチリ記載されています!
今回は、池袋東口テストセンターを選択しました。
受験当日
新型コロナウィルスのワクチンの2回目接種も終え、緊急事態宣言も解除された11月某日に受験しました!
受験までの流れはこんな感じでした ↓
① まずはテストセンターへ15分前までに到着
今回は20分前に無事到着できました。道順を写真付きで確認できたのが本当に有り難かった…!
② 受付
まず、受付で予約氏名とSalesforceの資格受験であることを確認されました。
次に、身分証明書を提示しました。マスクを着用していたので外して顔を見せるように指示されました。私は身分証に顔写真付きのマイナンバーカードを使用しました。
それから、受験者認証コードを提示しました。認証コードは受験予約時のメールや受験直前のお知らせメールに記載されています。メールを紙に印刷したり、スマートフォンでスクリーンショットを取っておいたりしておくとスムーズに受付できると思います。
さらに、過去にSalesforceの認定資格を受験したことがあるかどうかを尋ねられました。受験経験がないことを伝えると、受験時の注意事項を印刷した紙が渡され、確認するように指示されました。
③ 試験会場へ移動…の前に。
注意事項の確認が完了すると、いよいよ試験会場への移動!
……の前に。ロッカーに荷物をしまうように指示されました。試験会場に持ち込めるのは、受付で提示した顔写真つきの身分証明書とロッカーの鍵だけです。
スマートフォンは当然持ち込みもできませんし、ロッカーにしまう前に電源を切る or マナーモードにしておく必要がありました。
④ 試験会場へいざゆかん
ロッカーに服のポケットにも何も入っていないことを確認した後、試験官に案内されて試験会場へ向かいました。と言っても、受付すぐ横なのですが。(池袋東口テストセンターのWebサイトでは試験会場も写真で確認することができます)
会場に入室する前に、メモ用の紙と鉛筆も渡されます。
会場では、受験者一人一台のパソコンが与えられます。
新型コロナウィルス対策もあって、受験者同士は隣接していませんでした。席の距離は数人分空けられていたような気がします。受験者の人数が少なかったこともありますが…。
なお、試験は一斉に開始されるものではなく、受付した順番に会場に入り各々の準備ができたら開始となります。よって、入室したときに他の受験者が既に試験に取り組んでいる可能性があるので…… 入るときは静かーに。試験官との会話もヒソヒソ声で。
⑤ 試験開始!
席についたら改めて試験官より注意事項が伝えられます。
オンサイト特有の注意事項は↓でしょうか…。
- 試験の結果は紙では渡さない。最後に画面表示される内容を確認すること。
- トイレのために会場を退出できるが、試験時間は経過し続ける。
- 試験が終わったら試験官に声をかける。
試験前に注意事項が書かれた用紙は回収されてしまったので、しっかり覚えておきましょう。
試験官が会場を退出したら試験開始です!
⑦ 受験中
受験中の会場はこんな感じでした!
- 受験人数がそこまで多くないためか、部屋自体が防音されているためか、部屋の外の音はあまり聞こえず、気にならなかった。
- 他の受験者も大きな音は聞こえず、当然会話もないため気にならず。(私もさすがに独り言は発しませんでした。咳払いなどはしちゃいましたが。)
- 一応、防音イヤーマフが席に備え付けられていましたが、キッツキツだったので私は使用を断念しました。
- 席には試験官呼び出しのボタンが設置されています。なにか困り事があったときでも安心です。(私は終了まで使用しませんでしたが…)反対に、受験者が呼び出さない限り試験官が干渉することは基本的にないと思われます。
⑧ そして試験終了
試験が完了したら、試験に使用した端末の画面に合否が表示されます。画面より落ち着いて合否を確認しましょう。
確認後、試験官用の入力画面が表示されたら、呼び出しボタンを押して自席に試験官を呼び出します。試験官に試験が完了したことを報告します。
開始前に渡されたメモ用の紙と鉛筆は試験官に回収されます。何か覚えておきたいことがあった場合は、しっかり頭の中に叩き込んでおきましょう。(私は試験内容をすっかり忘却しました…)
試験官が試験終了の手続きをしている間に、試験会場を退出します。ロッカーから預けておいた荷物を回収します。
もたもたと荷物を回収している間に、試験官から試験が完全に終了したことを伝えられました。伝えられたらテストセンターを出ていってOKです!
尚、試験官が試験終了操作をおこなった直後に、試験結果はメールでも送られてきました。荷物整理をしてスマートフォンのマナーモードを解除した後には、メールを確認することができました。
オンサイト受験はこんな人にオススメ
周りに人がいても気にならない
先に書いたとおり、会場では複数の人と一緒に受験することになります。受験中、会場に何回か人の出入りもあります。
試験で使う道具にこだわりがない
端末(ディスプレイ、マウスなど)・机・椅子・筆記用具などは、試験会場に用意されたものを使用することになります。持ち込みはできませんし、自分の使いたい環境を選ぶこともできません。
自宅では集中できない・ピリッとした環境で受験したい
一斉受験ではないものの、シンとした会場には試験会場独特の雰囲気があります。多少緊張した雰囲気の中でだれることなく受験したい人に向いているかもしれません。
移動可能な距離に試験会場がある
ある意味これが最も重要なのかもしれません…。試験会場は各都道府県にあるわけではなく、東京近辺か主要な都市にしかないようです。
中には今回受験したテストセンターに限った話もあるかもしれません。しかし、概ね以前に使用したテストセンターと今回のテストセンターで大きな違いはありませんでした。
まとめ
今回、Salesforce認定資格をオンサイト受験しました。
受験開始までにはいくつかの手続きをする必要がありますが、受験中は何事もトラブルなく集中して取り組むことができたと思います。会場ではしっかり新型コロナウィルス対策も取られており、安心して受験することもできました。
そのおかげか……
今回無事に「認定Platform アプリケーションビルダー」に合格することができました!!!
集中はできたものの、回答には全然手応えなかったですけどね!
個人的には自宅受験より力が出せるような気がしているので、オンサイト受験は今後とも残していただきたいところ。というか、もう少し近くにも会場ほしい!
今回、別の用事もあったので池袋で受験したんですけど、実は自宅から片道2時間以上かかるんですよね……
そんなこんなで以上、Salesforce認定資格 オンサイト受験レポートでした!
(最後に会場のある池袋の写真…。初受験で不安と緊張しまくっていたので受験後しばらく経ってからじゃないと写真撮る余裕なかったです…。)